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ウエノ歯科ブログ
2025.10.06
こんにちは!
歯科衛生士の平尾です🐈⬛
突然ですが皆さんは呼吸する時に鼻で呼吸していますか?👃🏼
それとも口で呼吸していますか?👄
普段、意識していないと気づけないことですが、日本人で大人だと7割、子供だと8割の方が口呼吸だと言われています。
人間の呼吸は、鼻で行うのが本来の形であり、鼻呼吸にはさまざまなメリットがあります。
「鼻呼吸」の場合、外気を取り込む際に一緒に入ってきた細菌やウイルスなどを排除する機構が備わっているため、風邪をひきにくかったり、ウイルスに感染しにくいという特徴があります。
また、鼻呼吸の場合は冷たく乾いた空気を吸い込んでも「副鼻腔」の働きにより、加温・加湿された状態で気道に空気を届けるなどの機能も働きます。
しかし、口呼吸の場合多くのデメリットがあります。
①風邪をひきやすくなる(ウイルス感染をしやすくなる)
口で呼吸することで、鼻のような加湿、空気清浄機のような効果が得られないため、空気の汚れやウイルスをそのまま身体に取り込んでしまいます。
②むし歯や歯周病、口臭につながる
口呼吸による口腔内乾燥で、唾液分泌量が減ることでむし歯や歯周病になりやすく、口臭にも繋がります。
③ほうれい線や口のたるみ
口呼吸では口を常に開けているため、お口の周りの筋肉(口輪筋)が衰えてしまいます。
⑤歯並びが悪くなる
特に口をポカンと開けている子どもに多く、口呼吸をし続けていると、出っ歯になったり歯並びにも影響がでます。
さらに、口を開けて寝ていると、舌が喉の奥の方に落ちこんでしまうため、睡眠時無呼吸症候群に繋がることがあります。
このように口呼吸のリスクは大きいのです。
