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ウエノ歯科ブログ
2021.03.19
皆さまこんにちは😃
歯科衛生士の上田です🍀
ようやく緊急事態宣言も解除され、暖かい日も増えてきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
先日、奈良東大寺のお水取りが終わりました。
昔から、関西ではお水取りが終わると暖かくなると言われてきましたが、本当にそうなるから不思議です。
お水取りとは、東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)という行事で、天平勝宝4年(752)、東大寺開山良弁僧正(ろうべんそうじょう)の高弟、実忠和尚(じっちゅうかしょう)が創始されて以来、1250有余年一度も途絶える事なく続けられてきた行事だそうです。
その様子を、先日NHKのBSプレミアムで生中継していました。
お水取りは、大きな松明をかかげて走るのは皆さんよくご存知だと思いますが、暗いお堂の中を僧侶がろうそくの光だけで走るという行事もあります。
その時、白い大きな布の向こうを走っていて、それが布に映っていて幻想的でした。
実は、影法師という言葉はここから生まれたそうです。
修二会の正式名称は「十一面悔過(じゅういちめんけか)」と言います。十一面悔過とは、私たちが日常に犯しているさまざまな過ちを、二月堂の本尊である十一面観世音菩薩の宝前で、懺悔(さんげ)することを意味するのだそうです。
行中の3月12日深夜(13日の午前1時半頃)には、「お水取り」といって、若狭井(わかさい)という井戸から観音さまにお供えする「お香水(おこうずい)」を汲み上げる儀式が行われます。また、この行を勤める練行衆(れんぎょうしゅう)の道明かりとして、夜毎、大きな松明(たいまつ)に火がともされます。このため「修二会」は「お水取り」・「お松明」とも呼ばれるようになったそうです。
ようやくお水取りも終わったので、そろそろ桜の花もちらほら咲き始めました🌸
今年もまだ、コロナが終息しているわけではないので、なかなかお花見も行けませんが、
どうぞ皆さまお体ご自愛くださいね😊